鉄道考古学的遺産である旧日本陸軍鉄道連隊の境界杭。御影石が使われています。一番左の1本は下部が欠けているものです。
▲鉄道考古学的遺産である旧日本陸軍鉄道連隊の境界杭。御影石が使われています。一番左の1本は下部が欠けているものです。
    足尾駅で保存されている元古河鉱業の濃硫酸専用タンク車タキ29312
▲足尾駅で保存されている元古河鉱業の濃硫酸専用タンク車タキ29312
他では見られない、会員手作りの鉄道模型の車両からジオラマまで、あしおトロッコ館室内展示場(古河足尾歴史館2階)に多数展示しています。
足尾駅で保存されている車両達のうち、キハ35-70はツアーなど含めて定期的な車内公開も再開しました。
▲足尾駅で保存されている車両達のうち、キハ35-70はツアーなど含めて定期的な車内公開も再開しました。
左先頭は1トン丸菱電機製の蓄電池機関車。その後ろは加藤製作所製4トンディーゼル機関車。真ん中には、当団体の主役である足尾のガソリンカー編成。いずれも軌間610㎜で動態保存車両。左は井笠鉄道ドイツ・コッペル社製7号蒸気機関車(静態保存機)軌間762㎜。
▲いちばん左があしおトロッコ館の主役である足尾銅山のガソリンカー(動態運転)軌間610㎜と、中央は井笠鉄道ドイツ・コッペル社製7号蒸気機関車(静態保存機)軌間762㎜。
一番右が、大分鉱業からやってきた日立製作所製8t電気機関車と古河鉱業足尾製作所小山工場製のグランビー鉱車2両(静態保存)軌間762㎜。

少し不思議な鉄道の博物館を目指し活動しております、一般社団法人あしおトロッコ館は、古河足尾歴史館の野外2階室内展示場とわたらせ渓谷鐵道足尾駅貨物ホーム構内の2か所で活動しています。いずれも古河機械金属・わたらせ渓谷鐵道・日光市・足尾町民各位の深いご理解と協力のもと、保存活動を続けています。

【一般社団法人 あしおトロッコ館の活動状況】

その1 古河足尾歴史館 野外

足尾ガソリン軌道歴史館線とトロッコ展示場
●毎月第一土・日のガソリンカー運行のほかKATOのディーゼル機関車トロッコ列車も運行

その2 古河足尾歴史館2階

あしおトロッコ館室内展示場
●古河足尾歴史館開館日は公開。

その3 わたらせ渓谷鐵道 足尾駅

動態保存車両(軌間1067㎜)
●わたらせ渓谷鐵道や東武トップツアーなどの団体見学のほかに、一般公開も今年から再開しました。

  

最新情報

鉄道連隊の境界杭を寄贈頂きました

新京成電鉄様から同社保管のみごとな御影石で造られた旧日本陸軍「鉄道連隊境界杭」を5本、あしおトロッコ館へと寄贈頂きました。これからどう展示するか検討しています。標準軌と軌間600㎜の演習線沿いに大正初期に造られたもので、後にこの線路跡が新京成電鉄となっています。

大分鉱業より電気機関車等寄贈頂きました

九州は大分県の津久見にある優良石灰石鉱山である大分鉱業。そこで鉱石を運んでいた旧上部運搬線で活躍していた軌間762㎜の日立製作所製8t電気機関車と古河鉱業足尾製作所小山工場製のグランビー鉱車2両他を寄贈頂きました。この保存活動には古河機械金属様の全面支援によるもので、野外展示場にて静態保存するはこびとなりました。