えべつ1/1会は、市内の鉄道ファンを中心に結成され、江別の鉄道に関わる様々な活動に幅広く取り組みながら、地域の活性化に貢献することを目的とした団体です。江別の鉄道文化や歴史などを継承・保存していく市民の機運を高めるための活動を続け、蒸気機関車や鉄道の復元・運行をめざしています。
◆えべつ1/1会 日本鉄道保存協会入会記念フォーラム「鉄道の歴史を生かしたまちづくり」
2022年11月13日に開催されました。
地域遺産プロデューサー 米山淳一様、日本鉄道保存協会顧問 高橋一宇様、NPO法人炭鉱の記憶推進事業団理事長 吉岡宏高様(故人)の3人からご講演いただきました。
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◆鉄道によるまちづくりプロジェクト
江別駅生誕140周年を契機に、駅・鉄道を中心とするエリア全体の再生と活性化を目指し「鉄道によるまちづくりプロジェクト」を開始しています。
駅、地元商店、大学、子どもと連携しながら、地域の歴史や魅力の再発見と将来の世代に向けた観光資源としての価値づけを目的とした周年イベントを開催しています。
今年は駅前広場の花壇のお手入れに合わせて、新しいイラスト看板を設置しました。
地元のイラストレータ澁谷真澄さんに、市内を流れる千歳川、かつてそこを走っていた外輪船、鉄橋と蒸気機関車を素敵なイラストにしていただきました。江別の新しいフォトスポットになっています。また、市内の廃線マップをモチーフとしたトートバッグを製作して、イベント開催時に配布しました。
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◆日本遺産「炭鉄港」登録に向けた取り組み
北海道遺産に認定されている「えべつのれんが」や市内に保存されている鉄道遺産が、将来にわたり保存・活用されることを願い、江別市が日本遺産「炭鉄港」に参画するための活動を進めています。市の経済部・教育部・商工会議所・観光協会と連携し、日本鉄道保存協会様からのご支援をいただきながら、ようやく炭鉄港推進協議会への正式加入の承認をいただくことができました。