三笠鉄道記念館は、北海道鉄道発祥の地として歴史的遺産・文化保存のため、昭和62年にオープンしました。館内には、明治時代の貴重な材料や、大正、昭和期に実際に使用された時刻表・制服・SL部品・信号機をはじめ北海道鉄道開拓時代から旧国鉄時代に活用されていた貴重な鉄道関連品を展示しています。動体保存されている蒸気機関車S-304号は、1939年に日本製鉄輪西製鉄所(後の新日本製鐵室蘭製作所)向けに作られた産業用機関車です。
■SL運行(乗車1回300円) |
■SL機関士運転体験
三笠鉄道村では、蒸気機関車S-304号の運転体験ができます。村内の幌内鉄道450mを1往復。5分足らずのわずかな時間ですが、気分はSL機関士そのもの。
全国各地からの参加があり、会員数も850人を超え、多くの方に楽しんでいただいています。(詳しい体験方法はホームページご参照)
■イベント開催 |
毎年、三笠ジオパークの活動と連動し、教育旅行の受け入れを行っており、日本の近代化や北海道開拓を支え、幌内炭鉱から採掘された石炭を本州へ輸送するため、北海道で最初に敷設された幌内鉄道の歴史を多くの学生の皆さんに学んでいただきました。受け入れ人数も着実に伸びてきており、更なる教育プログラムの推進に力を入れていきたいと考えております。