くりでんを見て、ふれて、体感できるレールパーク |
宮城県の北部に位置する栗原市で大正時代から運行していたのが「くりはら田園鉄道」です。旅客・貨物輸送を行った単線ローカル線で、「くりでん」の愛称で親しまれていましたが、2007年に惜しまれながら廃線となりました。現在は、その歴史を後世に伝えていこうという趣旨から、2010年から「くりでん(KD95)乗車会」を、2014年4月からは、レール上を自転車感覚で走行できる「レールバイク乗車会」を開催。
さらに、くりでんの歴史資料を展示した「くりでんミュージアム」が完成し、2017年4月1日に「くりはら田園鉄道公園」としてグランドオープンしました。 |
1 くりでんミュージアム
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見て、ふれて、体験できる!
旧くりはら田園鉄道の貴重な資料や工具、車両等を保存、公開し「くりでん」の魅力を全国に発信するために整備しました。
館内には、くりでんの歴史展示や沿線を再現したジオラマ、営業当時の車両の運転席で行う運転シミュレーター、くりでんの歴史をドラマ仕立てで伝えるミニシアターなど見所満載の施設です。
■開館時間:10時〜17時
(最終入館16時)
■休館日:毎週火曜日、年末年始
■入館料:一般(高校生以上)500円
小中学生300円
小学生未満は無料
■運転シミュレーター料金:1回500円 |
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企画展「くりでんジオラマができるまで」 |
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運転シミュレーター
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2 レールバイク乗車会
レール上を直接走る!
気動車とはひと味違った体験が可能。
レールバイクは、通常の自転車と同様にペダルを漕いで、レールの上を走行することができる乗り物です。レールの継ぎ目の「ガタンゴトン」という音を直に体感することができます。 |
■イベント期間:4月〜10月の日曜日(※不定休あり)
■運行区間:片道900m往復
■乗車料金:1台500円(最大4人乗り) |
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3 気動車(KD95)運転体験
運行当時そのままに、くりでんの記憶が蘇る。
昭和を感じる佇まいの駅舎内で当時の硬券切符を購入し、改札を抜け、片道約900メートルの距離をKD95(ディーゼル気動車)で、当時の雰囲気さながらに運行します。 |
■期間:6月〜11月の第2日曜日
■運転区間:片道900m往復
■乗車料金:小学生以上1人300円 |
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KD95運転席
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