○三菱大夕張鉄道について |
○三菱大夕張鉄道保存会の活動 |
その後当会により補修作業が本格化し、平成13(2001)年には三菱大夕張鉄道の車両を含む空知管内の炭鉱遺産が「北海道遺産」として認定された。平成17(2005)年には、夕張市によりシューパロダム周辺整備計画の一環として「南大夕張列車公園」整備計画が発表、住民説明会も実施されたが翌18(2006)年には財政破綻が表面化。公園計画は事業見直しにより凍結された。平成19(2007)には旧南大夕張駅と保存車両が経済産業省により、近代化産業遺産として認定された。平成27(2015)年には三菱鉱業自社発注のナハフ1が往年の塗装に復元された。一方、財政破綻により、夕張鉄道や三菱大夕張鉄道のSLや関連資料を保存する、石炭の歴史村・SL館も閉鎖されたままとなっている。旧南大夕張駅については保存車両の補修に加え、補助金等を活用して周辺整備も進めているが、数年後の石勝線支線の廃止も視野に、SL館も含め石炭と共に歩んだ鉄道の遺産を地域再生に活用出来るよう活動を展開しますので、皆様のご指導・ご支援願います。
主な活動内容
○保存車両公開 4月下旬〜11月中旬(月1回程度の補修活動)
○汽車フェスタ 9月上旬
○SL館雪下ろしバスツアー 1月下旬
○SL館公開や廃線跡・産業遺産探訪などを組み合わせたシンポジウムなどの企画、実施
○ホームページ http://www.ooyubari-rps.net/
夕張市での連絡先 夕張市清水沢2丁目読売新聞夕張中央メディアセンター(高橋勇治)