日本鉄道保存協会 2014年度総会 11月1日(土)〜2(日)
1日目 総会・交流会
全国から100名を超える会員やオブザバー、関係者が集い、2014年度鉄道保存協会総会を、片上鉄道保存会のご尽力で美咲町(岡山県)で開催いたしました。見学会は、旧片上鉄道吉ケ原駅と今回新たに160m線路を延長した黄福柵原駅間でおこなわれました。
片上鉄道保存会の活動は活発で、本格的に気動車等の歴史的車両を動態保存され、各方面から高い評価を得ています。我が国の先進的な動態保存事例として海外でもその知名度は高い。
総会では、平成25年度事業、収支報告、平成26年度事業計画、収支予算他が審議されました。また、北海道江別市の「山田コレクション」の保存状況についても報告書をもとに説明がありました。
開催地報告は片上鉄道保存会のほかJR西日本岡山支社が津山機関車庫の保存公開の二つの事例があり、各地からの報告は、丸瀬布森林鉄道、小坂鉄道保存会、JR東海リニア鉄道館、四国鉄道文化館の担当者が壇上に上がりました。
さらに、特別発表として日暮誠一さんのお知り合いの「ベルギートラム保存会」の市民活動のメンバーがダイナミックな動態保存例を披露されました。
夜は、楽しい交流会で親睦を深めました。
2日目 片上鉄道とJR西日本津山機関車庫を見学
黄福柵原駅開業と160m延伸の式典や線路締結式がありました。たくさんの方々が全国から訪れ、吉ケ原駅、黄福柵原駅は大賑わいでした。森岡さんご夫妻、会員の皆様お疲れ様でした。感謝。
午後は、JR西日本津山機関車庫を見学。気動車がずらりと並んだ扇形庫は壮観。JR岡山支社の信江さんお疲れ様でした。感謝。
(敬称 略)文と写真 事務局 米山淳一