団体名 
特定非営利活動法人 加悦鐵道保存会

〒629-2422 京都府与謝郡与謝野町字滝941番地の2 加悦SL広場内
Phone 0725-20-3811(森本方)


    最近の動き
<加藤製作所昭和28年製内燃機関車の動態復元> 前会長の笹田昌宏が岡山の業者より譲受し、SL広場で展示していた6.5t機関車(形式KD-4)を動態復元しました。本車は加悦鉄道遺産ではありませんが、小型機故の取り組み易さを重視し、会員の整備技術向上につながる「教材」として復元に取り組むことになったものです。
 作業に際しては、加悦鉄道OBと国鉄〜北近畿タンゴ鉄道OBの技術指導を大いに受けることが出来、従事した会員は、その腕に相当な自信を付けることが出来たと思います。
 この原稿執筆後となりますが、9月23日には復元完成のお披露目式典と運転会が予定されています。
<4号蒸気機関車の整備続行> 上記KD-4形の整備でしばらく作業が止まっていましたが、引き続き次年度の完工を目標に取り組みます。

<KTR野田川駅整備事業への協力> 北近畿タンゴ鉄道野田川駅待合室に併設して、「丹後山田駅資料室」が開設されました。
 本会では昨年12月から本年6月までの間に、丹後山田駅ゆかりの品々や同駅の昭和50年ごろの姿を再現した模型ジオラマなどを整備し搬入しましたが、駅利用者からはたいへん好評を持って迎え入れられました。
<その他の活動> 3 月:キハ101形等の機関オイル交換講習会。4月:通常総会。5月:「初夏の加悦鉄道まつり」。8月:京都府による丹後地域NPO交流会の場で実践発表。5月から9月にかけては通票閉塞器や腕木式信号機などを整備し旧加悦駅舎へ展示、といった事業に取り組みました。この後、10月:与謝野町観光協会と共同で「ちりめん街道まるごとミュージアム」出展参加。11月:加悦SL広場周年祭を開催する予定があります。

今後の予定
 平成19年2月下旬から入場修理を続けている、大正11(1922)年川崎造船製造の4号機関車(元河東鉄道、国鉄1250形同型)の外観整備を、カヤ興産と共に進めて参ります。
 本会の前身である「加悦SL広場友の会」発足のきっかけとなった「私たちにできること」を重視した活動に立ち返り、大きな事業だけではなく、軽微な補修箇所の早期発見と手当てといったような、小さなことにも目と手が行き届く活動を目指します。

連絡等
  郵便物等は次のところへお送りください。〒595-0071 大阪府泉大津市助松町3-1-31-508 森本 寿 方
  なお、電子メールアドレスは npo-kayatetsu@almond.ocn.ne.jp です。